採用メッセージ
RECRUITING MESSAGE
求める人材の条件として重視しているのは“意欲”です。
学ぶ意欲があれば、経験不足さえも補うことができるー。私たちはそう考えています。
実際に社員の約8割は、異業種からの転職をはじめとした未経験の状態からキャリアをスタートしています。
言い換えれば、未経験でも知識・技術をしっかりと身につけて活躍できる環境が整っているということ。
決して大きな会社ではないからこそ、社員一人ひとりと真剣に向き合い、
不安や疑問をひとつずつ解消していくのが当社の育成方針です。
段階的に成長・スキルアップをしながら、いずれは会社の未来を担う活躍を期待しています。
製造スタッフの仕事
JOB INTRODUCTION
搬送機器の製造において、製缶（鉄材の溶接、穴あけ、切断等）から板金、組付、据付まで一連の作業工程を担当します。製造スタッフには幅広いスキルが求められるため、最初は経験や適性に応じてできる仕事からお任せします。徐々に仕事の幅を広げつつ、並行して資格取得にも挑戦するなど、将来的にすべての工程を担えるスキルを身につけていってください。
この仕事の魅力は、設計図面を製品として形にするだけでなく、据付まで関わることができるところ。手がける製品は受注生産による1点モノがほとんどなので、仕事のたびに大きなやりがいを得ることができます。
先輩インタビュー
INTERVIEW
仕事内容は？
入社して以来、会社の主力事業である搬送機器の製造に携わっています。さまざまな製造工程があるなかで、私がおもに担当しているのは組付と呼ばれる作業です。また、組付のほかにも製缶や、完成した製品を現場に納入・設置する据付といった作業も担当。一人ひとりが幅広く役割をこなすのが大西エンジニアリングの特徴です。製造から組付、据付まで多岐にわたる業務を経験することでスキルアップもめざせるので、とてもやりがいを感じています。
良い仕事をするためのコツは？
地道な努力と、それを継続することです。というのも、前職は美容・飲食業界だったので今の仕事は未経験からの挑戦。設計図面を理解できないのはもちろん、最初は搬送機器がどんな機械なのかもわからない状態でした。そのため、休憩時間を使って図面に目を通したり、帰宅後も調べ物をしたりと、1日でも早く戦力になれるよう自分なりに努力を重ねました。そのおかげで、今では組付を中心にすべての工程を担当できるまでに成長を実感。自信を持って仕事に取り組むことができています。
日々の仕事において
大切にしていることは？
搬送機器を使用するお客様や現場のことを考えたモノづくりを心がけています。きっかけは、社長から言われた「コンベヤに愛情を持っているか？」の一言。正直、入社したばかりの頃は図面通りに製品を完成させることで精一杯でした。しかし、経験を重ねるなかで徐々に余裕も生まれ、コンベヤに対するお客様の思いや設計図面に対する理解度が深まっていきました。ただモノをつくるのが私たちの仕事ではないんだ、と気づいたのはその時です。「誰が何のために必要としているのか」を明確にイメージして取り組むことの重要性を強く感じました。
これからの目標は？
搬送機器製造の技術をいかして、新たな事業やサービス、製品などを生み出すことができたら面白いなと思っています。当社では、鉄やステンレスの加工時に発生する廃材を有効活用して作業台や棚などを自作することがよくあります。その経験から、たとえばキャンプやBBQ向けのアウトドアグッズなどを製作することもできると思います。同時に、新たな挑戦はスタッフの技術向上にもつながると考えています。そうした理想を掲げることができるのは、社員の意欲を大切にする大西エンジニアリングだからこそ。可能性はゼロではないと思っています！
仕事内容は？
得意分野・技術をいかして活躍しているスタッフが多いなかで、私は製缶、組付、据付とすべての工程に携わっています。そのなかでも、個人的に重視しているのが製缶です。製缶とは、溶接、穴あけ、曲げ加工、切削などの技術を使って鉄材の部品を作っていく工程のこと。製品の良し悪しは製缶の精度によって大きく左右されるため、そのことを念頭に置いて日々の仕事に取り組んでいます。また、課長職も兼務していることから、会社の技術、経験、思いを次の世代に伝えていくことも大切な役割だと認識しています。
この仕事ならではの
魅力・奥深さは？
設計図面通りにモノを作ることが、簡単そうに見えて実はそうではないところです。その理由のひとつに、扱う素材の性質が挙げられます。たとえば、鉄に熱を加えると多少の“ひずみ”や“ねじれ”などが生じます。そのわずかな誤差を加味したうえで、設計図面の寸法通りに仕上げる精度が求められるのです。「少し長めに切断して、溶接時に調整しよう」など、そこには経験に裏打ちされた技術と勘が必要。物差しで測るだけでは決してうまくいかないのが、この仕事の奥深さであり、面白さを感じる部分でもあります。
印象に残っているエピソードは？
以前、休憩時間を使って後輩にドリルの研ぎ方を教えたことがあります。最初はぎこちない手つきに「大丈夫だろうか？」と不安を覚えましたが、ある時を境にドリルを研ぐ音が変わったんです。その音を聞いて、たくさん練習を重ねたことがすぐにわかりました。課長職を兼務している私にとっては、そうした後輩スタッフの成長もやりがいや喜びを感じるポイントのひとつ。大西エンジニアリングの魅力でもある「社員間で自発的に技術を学ぼうとする風土」がしっかりと根づいていることを改めて実感しました。
自分のなかで
大切にしている仕事観は？
意識しているのは、「惰性で仕事をしないこと」「決して妥協しないこと」です。また、失敗を失敗のままで終わらせるのではなく、原因をしっかりと追求し、次にいかすことも大切だと考えています。私たちが手がける製品は1点モノばかりなので、同じ作業を繰り返すことはほとんどありません。裏を返せば、毎回新しい作業をおこなうため、仕事に慣れるまでは苦労を経験することもあります。実際に、私も1～2年目の頃はよく失敗をしました。ただ、その中で学んだのは「技術は嘘をつかない」ということ。経験したぶんだけ必ず成長できるー。入社から10年以上が経った今、そのことを強く実感しています。
仕事内容は？
大西製作所の一員として、搬送機器の製造をメインでおこなっています。完成に至るまでの工程は大きく製缶と組付に2つに分かれていて、私はおもに組付を担当しています。例えるならプラモデルを作る感覚に近く、複数の製缶部品を組み合わせながら製品として形にしていく仕事です。もちろん、ただ部品を組付けるだけの仕事ではありません。各部品の受け入れや規格チェック、必要に応じてみずから加工調整も担当。最新の注意を払いながら製品を図面通りのサイズに仕上げていきます。
仕事をするうえで
心がけていることは？
「ミスをしないこと」を大前提に、作業スピードと品質の向上を常に追求しています。ひとつの作業に対して想定以上の時間を費やしてしまうと、そのぶん生産性が下がり、会社の利益も減ることになります。そのため作業をおこなう際は、頭のなかで情報を整理してから手をつけるようにしています。一見、遠回りのように感じるかもしれませんが、私にとっては良い仕事をするための最善策。設計図面の寸法だけを頼りに手を進めるのではなく、完成品になるまでの明確なイメージを膨らませることで効率の良い作業につながると考えています。
仕事のやりがいは？
ひとつは搬送機器の製造という仕事を通して、モノづくりの楽しさを味わえる点。もうひとつは製造だけでなく、現場での据付まで携わることができる点。自分が手がけた製品が正常に稼働する様子を目の当たりにできるのは、やりがいや達成感にもつながります。また、製品はどれも受注生産によるオーダーメイド品ばかり。決してルーティン作業ではないので、高い集中力とスキルが求められます。だからこそ、毎回新鮮な気持ちで臨むことができる面白さがあり、その点もこの仕事の大きな魅力だと思います。
これからの目標は？
もっと仕事の質を高めたいと思っています。そのためにも、現在メインで担当している組付をはじめ、一つひとつの仕事の質を高めていくことが今の目標です。経験によって技術は磨かれていくものですが、一方で経験による馴れや油断が作業ミスを招いてしまう原因にもなります。仕事に対して手応えを感じられるようになってきた今だからこそ、もう一度原点に立ち返ることが大切だと考えています。当たり前のことを、当たり前にこなせるようにー。それができるように、これからも努力を続けていきたいと思っています。
